各州から代表が集まって競うのだが、ミス・カンザスのテレサ・ベイル(Theresa Vail)さんは現役軍人であること、そして脇腹にタトゥーで文字が書かれている事がちょっとしたニュースになった。
【REUTERS】「ミス・アメリカ」に現役軍人が出場、予選会ではタトゥー披露 (2013年9月13日)
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 間もなく決勝大会が行われる「ミス・アメリカ」に、現役の軍人が出場する。ミス・カンザスの栄冠を勝ち取ってこの舞台にやってきたテレサ・ベイルさん(22)だ。
10日の予選で水着姿を披露したベイルさんの右脇腹には、タトゥーが入っているのがはっきりと確認できる。ミス・アメリカの大会でタトゥーを見せた出場者はベイルさんが初めて。カンザス州の軍に所属しており、同大会に出場する現役軍人としては2人目となる。
タトゥーを隠さなかった理由について、ベイルさんは伝統的な「美」や「女性らしさ」といった価値観に異議を唱えたかったからだと話す。
(以下略)
英語の記事には、タトゥーを入れた理由として「ステレオタイプに打ち勝つため」っていう感じで書かれている。
アメリカでタトゥーをする人は幾分いることはいるが、各州の代表レベルでそんなことする人はなかなかいない。いないからこそニュースになってしまったのだが。
ここで気になるのが、書いた文言は何なのか? 以下の記事に拡大写真とその文言が載っている。
【Mail Online】Miss Kansas Theresa Vail: how her father and quest for peace inspired her tattoos (2013年9月13日) [英語]
God, grant me the serenity to accept the things I cannot change. The courage to change the things I can, and wisdom to know the difference
ミス・アメリカの結果はミス・ニューヨークからインド系アメリカ人のニーナ・ダブラリ(Nina Davuluri)さんで、ミス・カンザスのベイルさんはトップ5にも残れなかった模様。
【産経フォト】ミス・アメリカが決定 (2013年9月16日)
■関連リンク
・【AFPBB】史上初インド系のミス・アメリカ誕生、ネット上では中傷も (2013年9月17日)