Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/george-booles-200th-birthday
世界中のほとんどのGoogleはこのロゴに変わっています。
ルーマニアのGoogleもこのロゴでしたが、途中で提示を取り下げてしまいました(後述)。
メキシコとアメリカのGoogleは別ロゴです(後述)。
イタリアのGoogleは通常ロゴのままです。理由はよく分かりません。

ロゴをクリックすると「George Boole」に関する検索ページに飛びます。
ロゴ画像のALT属性は「George Boole’s 200th Birthday Doodle」で、ジョージ・ブール生誕200年です。
イギリスの数学者・哲学者で、論理回路とかコンピュータのソフトウェアに携わる人にはよく知られている「ブール代数」の提唱者です。
ロゴ画像では、Googleの小文字の「g」に「x」と「y」が現れたり消えたりします。
これらは
(a) x と y が存在する場合
(b) x も y も存在しない場合
(c) x が存在し y が存在しない場合
(d) y が存在し x が存在しない場合
の4パターンに分かれています。
存在する場合を「真(1)」、しない場合を「偽(0)」と見なし、Googleの各文字の下にある論理演算が真になった時に色付き文字に変わります。
G → x AND y → (a)の場合色付き文字になる
o → x XOR y → (c)(d)の場合色付き文字になる
o → x OR y → (a)(c)(d)の場合色付き文字になる
l → NOT y → (b)(c)の場合色付き文字になる
e → NOT x → (b)(d)の場合色付き文字になる
検索結果画面左上のロゴ画像も載せておきます。

次はメキシコのGoogleのロゴ画像が変わっています。
Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2015
アメリカのGoogleも同様です。

ロゴをクリックすると「Día de Muertos México」に関する検索ページに飛びます。
ロゴ画像のALT属性は「Día de Muertos」となっており、「死者の日」です。
毎年11月1日〜2日(地域によっては10月31日晩から)が死者の日です。日本でいう「お盆」に似ていますが、明るく振る舞う点が日本とは違います。
昨年のロゴは以下のページから。
・本日のGoogle(2014/11/2)
関連Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2014
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2013
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2012
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2011
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2010
http://www.google.com/doodles/day-of-the-dead-2009
http://www.google.com/doodles/dia-de-los-muertos-day-of-the-dead-2008
さて、ルーマニアのGoogleですが、通常ロゴで、下に追悼の黒リボンを提示しています。

リボン画像のALT属性は「În memoria victimelor din clubul Colectiv」となっており、英訳すると「In memory of the victims of the Collective club」になります。
これは10月30日夜、ブカレストにあるナイトクラブで火災が発生し、少なくとも27人が死亡、155人が負傷したことを受けての対応だと思われます。
■関連リンク
・【Wikipedia】ジョージ・ブール
・【Wikipedia】ブール代数
・【Wikipedia】死者の日 (メキシコ)
・【Wikipedia】Day of the Dead [英語]
・【CNN】ナイトクラブで火災、27人死亡 ルーマニア (2015.10.31)
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