Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/kita-kusunoses-183rd-birthday

18日20時(JST)台にロゴ画像の差し替えがありました。差し替え前は以下のものです。

ロゴをクリックすると「楠瀬喜多生誕 183 周年」に関する検索ページに飛びます。
ロゴ画像のタイトルは「楠瀬喜多生誕 183 周年」です。
楠瀬喜多(くすのせ・きた)は高知県(当時の土佐藩)出身で、1836年(天保7年)10月18日から1920年(大正9年)10月18日まで生きてきた婦人運動家です。
1878年(明治11年)、戸主として納税しているのに、女だから選挙権がないことに対し、高知県庁へ抗議文を提出しましたが、拒否されました。
そこで内務省に訴えたところ、1880年(明治13年)9月20日に政府より区町村会法が発布され、区町村会選挙規則制定権が各区町村会で認められました。
その結果、日本で初めて戸主に限り、女性参政権が認められました。
戸主に限るという制限はありますが、この時代に女性参政権が認められたケースは世界でも数例目でした。
しかし、1884年(明治17年)に政府が区町村会法を改正し、規則制定権を区町村会から取り上げ、参政権は男性のみと規定されました。
その後も楠瀬は女性解放運動を続け、彼女の名は「民権ばあさん」として知れ渡りました。
検索結果画面左上のロゴ画像も載せておきます。

こちらも差し替え前のものです。

■関連リンク
・【Wikipedia】楠瀬喜多
・【Wikipedia】日本の女性解放運動