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    Blogtimes

    2008年10月25日

    6000円の登録料を払い忘れたためにリンゴの品種登録取り消し

    リンゴの新品種登録にあたり、青森県職員が6000円の登録料納付を忘れたために、長年にわたって開発した新品種がパーになってしまったという間抜けな話。

    【読売新聞】24年かけ開発した青森リンゴ、手数料納めず品種登録取り消し
     青森県は24日、特産リンゴ「ふじ」に並ぶ有望品種として、24年をかけて開発した「あおり21」の品種登録が取り消されたと発表した。

     農水省に手数料を支払わなかったためで、種苗法では名前を変えても同じ品種は再登録できず、新品種を開発し直すという。

     2006年3月に登録を出願し、農水省は今年3月、官報に登載した。しかし、県の担当者は6000円の登録手数料を期限の1か月内に納めず、同省が今月17日付で取り消した。品種登録されると、県は30年間苗木を独占管理でき、生産するには許可が必要となる。県外に出さないこともできたが、登録取り消しで苗木流出の恐れが出てきた。

    (以下略)

    しかも取り消されたのは、リンゴ「あおり21」と「あおり27」の2品種だけではなく、「スカイスピアー」「ブルースピアー」「イエロースピア」の花(デルヒニウム)の3品種も一緒とのこと。
    合計で3万円の払い忘れ。

    ウェブサーバを運用している時、ドメイン名の管理料を支払い忘れて、ドメイン名が一時失効することはたまに聞く話である。こちらは料金を支払えば元に戻るが、リンゴの方はどうしようもないので、さらに新しい品種を開発せざるを得ない。
    金だけではなく、木を育てて実を確認するまでに何年もかかるのが痛い。


    ■関連リンク
    【朝日新聞】リンゴ新品種、6千円払い忘れ?登録取り消し 青森県
    【陸奥新報】登録料未納で有望品種のリンゴと花が登録消滅
    【スポーツニッポン】青森県独自開発リンゴの登録取り消し(社会)
    【河北新報】リンゴ品種登録取り消し 青森県職員、料金払い忘れ
    【毎日新聞】県:次世代リンゴ登録取り消し、他県流出許す/不正経理、対象事業調査へ




    posted by fullmoon-pon at 23:57 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | ニュース(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | はてなブックマーク - 6000円の登録料を払い忘れたためにリンゴの品種登録取り消し
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    Posted by 官報 at 2009年03月18日 17:29
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