【なんでも評点】11月31日生まれは就職もできず、預金の支払いも拒否される?
2月29日は、4年に1回しか存在しない閏(うるう)日である。2月29日生まれの人は、閏年以外は2月28日が終了した瞬間に歳を取るとみなされる。しかし、永久に存在しない日付もある。たとえば11月31日がそうである。仮に存在しない日付に生まれた人がいたとしたら、その人はこの世に存在しないことになるのだろうか。
ロシアのリュドゥミラ・レンゲソーヴァさんは11月31日生まれである。彼女の生まれ年にだけ11月31日があったわけではない。彼女の出生時に助産婦が出生届に日付を書き間違えたせいである。役所の職員も、その間違いに気づかなかった。11月31日という日付がそのまま出生証明書(戸籍)に書き込まれてしまった。
(以下略)
実は日本国内にもあり得ない日にちに生まれてしまった人がいるらしい。
コンピュータ処理化する今の時代はそのような事はあり得ないだろう。だが、昔は、親が誤ってあり得ない日にちで役所に届出してしまい、更に窓口も気づかずに受理してしまった事があったらしい。
その場合、役所が一方的に訂正する事はできないらしく、個別に裁判所に訴状を出さないといけないという、面倒な事態になるという話を聞いたことがある。
最後にあり得る日にちでの話であるが、昔は子供が年末に生まれても、縁起が良いという理由で、元日生まれで届出してしまおうという行為がまかり通っていた。
今の制度では、そんな事はまずできないし、年末調整の関係上、年始より年末に生まれてきてくれた方が、親の財布にとって都合が良いという事情があるが。
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