【スポーツニッポン】ATM強奪も紙幣に緑色インキか
7日午前5時ごろ、栃木県市貝町のコンビニ「セブン―イレブン市貝赤羽店」に男3人が押し入り、現金約759万円が入った現金自動預払機(ATM)をRVで引きずって奪い逃走した。同4時55分ごろ、男1人が店内に侵入。鉄の塊のようなもので窓ガラスを割り、入り口付近に設置されていたATM本体(高さ50センチ、幅50センチ、奥行き60センチ)にひものようなものをかけ、駐車場の黒のRVと結んでいた。
当時、男性店員(33)が奥の休憩室にいて、店頭は無人だった。店員は窓ガラスが割れる音に気付き、ひもを引っ張って抵抗したが、男らはATMを車で引きずりながら逃走。ATMは店から約50メートル離れた県道の脇に捨てられていたが、現金の入っている箱が抜き取られていた。セブン銀行によると、ATMから無理やり紙幣を抜き取ると、石油のようなにおいがする緑色のインキを吹き付ける装置が取り付けられており、金融機関などに注意を呼び掛けた。
緑色のお札を人に対して使用すれば、バレバレ。だが、人以外、例えば自動販売機相手に使用したら、どうなるのだろうか? かつて、白い紙へ要所要所に磁気テープを貼っただけの偽札が、自動販売機を通過してしまった事件があったし。場合によっては、緑色の札を「資金洗浄」できてしまうのかも。自動販売機に精通した人に聞きたいところだが、こういうことは、教えてくれないし。
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