櫻井哲夫ライブを観にBLUES ALLEY JAPANへ行きました。
メンバーは櫻井哲夫(b)、矢堀孝一(g)、松本圭司(key、pf)、則竹裕之(ds)。
今回は“JAKARTA JAVA JAZZ FESTIVAL帰国ライブ”と銘打ったライブ。この4人がジャカルタのジャズフェスに参加のため、インドネシアへ行ったらしい。そして同メンバーが日本国内でライブをやるのは初めて。さらに演奏する曲目もジャズフェスの時と同じらしい。
最初は何かどこか別のライブで聴いたことがあるようなと思っていたらハービー・ハンコックの「WATERMELON MAN」。それから先は櫻井さんの持ちネタ中心で「SAMURAI FAITH」「THE INVISIBLE WAY」と続く。このあたりの曲は私も結構好きです。櫻井さん、2曲目が終了した時点で汗びっしょり。この後大丈夫なのかって思ってしまいました。
休憩時間が入り、後半最初の曲はジャコ・パストリアスのカバーで「PUNK JAZZ」。まったりとした感じの出たしから一転してベース、ギター、キーボードの高速ユニゾンプレイ。ベースだけが演奏していても凄いと思うのですが、他の楽器も一緒ですからねえ。ああいうのを近くで見ると迫力があります。
「REAL」を演奏する前に松本さんがグランドピアノで長めのソロ演奏。松本さんのピアノ演奏を聴くのは久しぶりだったが、普通にピアノを弾いてもすごいじゃん。お客さんも拍手喝采でした。
次もスローな曲で「ALISA」。サビのメロディは、ギターとピアノどちらがやるのかと思っていたら、ピアノでした。
本編最後の曲は「BRAIN STORM」。櫻井さん、この曲のために右手に手袋をはめてきたらしい。超高速スラッピングプレイがあり、右手をネック上で激しく擦り付けるプレイもありという、激しいベースソロでした。
アンコールは爽やか系ということで「WONDERLAND IN THE SKY」。だけど普通に爽やかじゃなく、どことなく翳りがある印象を持っているのは私だけでしょうか。
ライブが終わったのは23:00少し前でしたが、時間の長さを感じさせないライブでした。
MCも面白かったです。特に則竹さんがCASIOPEAのお手伝いをしているとか、神保さんとSynchronized DNAをやっている話になると、櫻井さんも昔、CASIOPEAにいたとか、かつて神保さんと一緒にバンドをやったことがあるという話が出た時には大笑いでした。

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