【ORICON STYLE】LDの生産が全世界で終了。最終プレスは川中美幸
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カラオケの一大ブームとともに、1990年の最盛期には年間生産量が3000万枚を超えたレーザーディスク。しかし、録再型でなかったことやレンタルが禁止されていたことなどから、その価格は高止まりし、90年代半ばにDVDが登場すると、市場は急速に縮小。メーカー各社はレーザーディスク製造から撤退していった。
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この日の世界最終プレスとなったタイトルは川中美幸の「金沢の雨」。本盤をもってレーザーディスクの生産は最後を迎えた。
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いよいよおしまいという感じが半分、まだ生産していたのかという感じが半分である。
ここで気になるのは、最終プレスが川中美幸の「金沢の雨」なら、その前のプレスは一体何だったんだろうか?
最終盤なら、これはこれで歴史に記録が残るものであるが、最後から2番目などは、人の記憶には残らないであろう。
ところで、この最後のLD「金沢の雨」は、どこで売っているのだろうか? レコード店で注文して取り寄せてもらうとか? ひょっとしたら、カラオケ業者でないと入手できないとか。
ここ数年、店頭で見かけるLDと言えば、中古品くらいしか見かけない。さらにその中古店でさえ、LDの取り扱いを止め始めている。
なかなか売れないし、重くて大きいというところがあるのだろうか。さらに、LDでしか発売されていないレア物も中古屋の店頭ではなかなか見られない。マニアな人がなかなか手放さないせいであろうか。
ちなみにLDプレーヤーの方はパイオニアが頑張っているため、まだ入手可能。例えばヨドバシ・ドット・コムではパイオニアDVD/LDコンパチブルプレーヤーDVL-919が販売中。
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