Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/sandford-flemings-190th-birthday
アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北米、南米にある一部の国々のGoogleがこのロゴに変わっています。
アメリカのGoogleも最初は提示対象に入っていたのですが、現地時刻で零時になる前に取り下げてしまいました。
6日13時頃(日本時間7日3時頃)、フロリダ州にある国際空港で銃乱射事件があり、5人が死亡した事と関係していると思われます。

ロゴをクリックすると「サンドフォード フレミング 標準時」に関する検索ページに飛びます。
ロゴ画像のタイトルは「サンドフォード フレミング 生誕 190周年」です。
カナダのエンジニア、発明家で、「標準時(standard time)」を世界に提案した人物として知られています。
昔は太陽の運行を元に時刻が決められ、同一国内でも土地ごとに時刻がまちまちで、経度が1度違うと4分の時差が出ていました。
しかし、人が鉄道で遠くへ速く移動できるようになってからは、その時差が問題になりました。
移動先でいちいち時計を合わせ直すことも大変なので、イギリスでは鉄道における共通の時刻「鉄道時間(railway time)」を導入し、それが後に「標準時」となりました。
イギリスにおける標準はロンドンの時間で、それがグリニッジ平均時になりました。
彼はその考えをさらに全地球レベルに広げました。地球を縦に24分割して、経度15度の範囲を同一の時刻帯とし、隣の時刻帯とは1時間の時差を持つという考えです。
今回のロゴデザインはそれらの考えがモチーフになっています。
検索結果画面左上のロゴ画像も載せておきます。

次はウクライナのGoogleのロゴ画像がGIFアニメーションに変わっています。
Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/holidays-2017-eastern-europe-day-2
カザフスタン、セルビア、マケドニアのGoogleもこのロゴに変わっています。
例年はロシアのGoogleもこのロゴに変わるのですが、今年は対象外です。

ロゴをクリックすると「Різдво」に関する検索ページに飛びます。検索語を英訳すると「Christmas」になります。
ロゴ画像のタイトルは「Веселих свят!」で、英訳すると「Happy Holidays!」になり、ホリデー(クリスマス)シリーズ2日目です。
12月25日はクリスマスですが、ロシアやその周辺にある国々の正教会ではユリウス暦の12月25日にクリスマスを行います。
多くの国々で採用しているグレゴリオ暦での1月7日は、ユリウス暦で前年の12月25日になります。
なお、今回のロゴは2016年12月24日に提示したハッピーホリデー仕様ロゴの使い回しです。
その時のロゴは以下のページから。
・本日のGoogle(2016/12/24)
関連Doodleページはこちらから。
http://www.google.com/doodles/holidays-2017-eastern-europe-day-1
http://www.google.com/doodles/holidays-2016-day-1
http://www.google.com/doodles/holidays-2016-day-2
http://www.google.com/doodles/holidays-2016-eastern-europe
http://www.google.com/doodles/holidays-2015-day-1-eastern-europe
http://www.google.com/doodles/holidays-2015-day-2-eastern-europe
http://www.google.com/doodles/holiday-series-1-eastern-europe
http://www.google.com/doodles/holiday-series-2-eastern-europe
検索結果画面左上のロゴ画像も載せておきます。

■関連リンク
・【Wikipedia】Sandford Fleming [英語]
・【Wikipedia】標準時
・【シチズン】時差とは
・【Wikipedia】クリスマス
1月7日のgoogleロゴをうっかり見逃してしまいこのブログに。
面白いブログですね。
googleロゴをコレクションのようにここまでしっかりと記録されていることに驚きました。
お邪魔しました。