製造は上海市郊外の農村の不衛生な建物の中で行われ、各種の材料を混ぜた液体をペットボトルに詰め、最後に着色料で色付けしたらしい。
考えただけでも背筋が冷や冷やする。
猛暑続きの上海“飲料特需” ついに偽コカ・コーラ登場
7月に入ってから、連日、40度近い猛暑に見舞われている上海では清涼飲料やアイスクリームが飛ぶように売れている。
これら飲料の需要増に乗じて、コカ・コーラのニセものまで登場、当局に摘発された。上海テレビが報じた。
ニセのコカ・コーラは偽造した500ミリリットルペットボトル入りで、街角の露店などで売られていた。
ペットボトルはコカ・コーラの中国語商標である「可口可楽」のロゴなどを巧妙にまねて印刷し、見た目では本物と識別できない出来栄えだ。中身の「コーラ」は炭酸水に香料や甘味料、着色料を混ぜ、コカ・コーラ独特の色合いに似せていた。
ニセものとは知らずに購入した消費者が、味が不自然なのに気づき、警察当局に通報。内偵捜査の結果、ニセのコカ・コーラの製造、販売グループが摘発された。
ニセのコカ・コーラの製造は、上海市郊外の農村の不衛生な建物の中で行われ、各種の材料を混ぜた液体をペットボトルに詰め、最後に着色料で色づけしていたという。
国際的な清涼飲料の代名詞ともいえるコカ・コーラまで偽造する「商売感覚」には、ニセものの横行に慣れた上海人もあきれかえっている。(上原隆)
そして、北朝鮮では新規に炭酸飲料を発売、「コカコーラに劣らない」と豪語している。
「コカコーラと一本勝負」、北の牡丹峰が挑戦状
朝鮮新報は13日、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)炭酸飲料合弁会社が、コカコーラに劣らない新しいソフトドリンク「牡丹峰(モランボン)」を発売し好評を得ている、と伝えた。在日本朝鮮人総連合会の機関紙・朝鮮新報は、13日「輸入産の飲料を押し出す牡丹峰」という見出しの記事で「北朝鮮でコカコーラにちっとも劣らない飲み物『牡丹峰』が今年4月から生産され、人気を博している」と紹介した。
同紙は「牡丹峰は、ココア液と炭酸水、砂糖、リン酸、香料を主な原料とし、味はコカコーラより優れている、というのが関係者の評価」とし「南北(韓国・北朝鮮)統一行事に参加している韓国代表団と金剛山(クムガンサン)観光客に提供されている」と付け加えた。
ここで疑問。北朝鮮国内では、コカコーラ売ってるんでしたっけ。外貨ショップで入手できるとか?
「モランボン」を開発した人は、コカコーラと飲み比べてみたのだろうか。さらに消費者自身もコカコーラと飲み比べることができるのだろうか。
いずれの国にせよ、ペプシは蚊帳の外ですか。