最近、SL-C3000の電池がヘタってきてしまいました。外出したときに電池切れを起こすこともあるため、外部電源も持ち歩いているのですが、ここはやはり内蔵電池の買い増しをすることにしました。
そこで買ったのは、海外製の互換品。MUGEN POWER(
http://www.unifirm.com/)と称する所の電池で、パッケージには「For SHARP Battery EA-BL08 3.7V 2000mAh」などと書かれていました。
しかし、ここからが茨の道。
その電池を使用した途端、Zaurusの動作がおかしくなってしまいました。リセットがかかってOSが再起動してしまうことがあるのです。
多くの場合、ふたを開けて電源スイッチを入れたら、OSの起動画面になってしまったという状態なのですが、普通に使用している(PHSカードで通信を行っていたり、テキストエディタでファイルの編集を行っている)最中に突然リセットがかかってOS再起動になってしまうことも数回ありました。
電池の交換と同時にたまたま本体が故障したということも考えられなくもありません。
色々試してみたところ、使用電源とその傾向として
(1) 純正/非純正品使用にかかわらず、外部電源使用時には一度もリセットが発生していない。
(2) 外部電源不使用かつ純正電池使用時は、一度もリセットが発生していない。
(3) 外部電源不使用かつ非純正電池使用時は、1日に1回はリセットが必ず発生し、多いときで1日4〜5回くらい発生する。
(4) 外部電源不使用かつ非純正電池を使用し、Zaurusを屋外で持ち歩いているときにリセットが多発する傾向にある。
が分かりました。
(外部電源とは大容量電池またはACアダプタ)
多分、確率的に考えれば、非純正電池が不良でしょう。
SL-C3000は、外部から電力を供給していれば、内蔵電池を外してもリセットは発生しません。外部電源がない時に、内蔵電池が何らかの形で一瞬だけ電力供給がストップしてしまうのだろうかと勝手に推測しています。
しばらくして、販売店へ駆け込んだところ、「ああ、それバッテリの不良ですね。交換しましょう。」と、店主から言われ、ものの数秒で交換が決定してしまいました。
しかし、新たな非純正電池でも以前と同様な状態になってしまいました。
すぐに販売店へ駆け込む時間がなかったため、しばらくの間、再び純正品と非純正品を交互に使い比べたところ、やはり先に書いた傾向と同じでした。
ただ、リセットがかかる頻度は以前より心持ち少ないような気がします。
またしばらくしてから、販売店へ駆け込んだところ、純正品と交換しませんかと店主から提案があったので、その話に乗ることにしました。もちろん、純正品に乗り換えたときの差額は支払いました。
純正品に交換したところ、非純正品を使用したときに発生していたリセットは一度も発生しなくなり、非常に快適。特にPHSカードを使用している最中の電池の消耗度が全然違います。
結局、非純正電池を2回使った末に純正電池に交換し、安定を確認するまで2ヶ月の月日を費やしてしまいました。
続きを読む
posted by fullmoon-pon at 13:03
| 東京 ☀
|
Comment(5)
|
TrackBack(1)
|
ザウルス(SL Zaurus)
|

|

|