先週、カメラを使うため、ヨドバシカメラ新宿西口本店へフィルムを買いに行きました。それほど深い意図はなかったのですが、たまにはコニカミノルタを使ってみようと思い、買ってしまいました。
以前、写真フィルムはおろか、カメラ事業からの撤退表明をした同社ですが、フィルムに関しては、2007年9月末までに生産・販売を行うし、店頭在庫も十分あったので、その時は何も考えていませんでした。
が、再びヨドバシカメラへ行って、現像に出した時にビックリ。同店の「コニカミノルタ純正仕上げ」は、6月末で終了しており、フジまたはコダック仕上げに出すしか選択肢がないことを今になって知りました。
後日、ビックカメラへ行き、コニカミノルタのフィルムはどうしているのか聞いてみたところ、まだ大丈夫とのこと。とは言うものの、カウンター内の、コニカ分仕上がり品を置く棚のエリアは、非常に狭い上、物もあまり置いてありませんでした。
コニカミノルタも「百年プリント」を謳っていたのですが、会社のカメラ事業は100年も持たなかったのでありました。
■関連記事
・コニカミノルタがカメラ事業から撤退 (2006年01月20日)
■関連リンク
・【コニカミノルタ】フィルム

2006年08月06日
2006年05月26日
キヤノンも銀塩カメラの新規開発凍結へ
新社長が就任したばかりのキヤノンであるが、フィルムカメラの新規開発は難しいと社長が表明、新規開発凍結の可能性が大きくなった。
【朝日新聞】「フィルムカメラ、新規開発難しい」 キヤノン社長
ついにキヤノンもという感じもあるし、やはりキヤノンもという感じもある。
だけど、ニコンやコニカミノルタの時ほどショッキングな感じはしないのである。(多少は驚いたけど)
かつてこのメーカーは、一眼レフカメラの主製品をMF機からAF機に切り替える際、レンズのマウント形式もバッサリ捨て去った経緯がある。
なので、フィルムカメラ開発凍結方針も、ああやはりという感じが大きいのである。
■関連リンク
・【REUTERS】キヤノン、フィルム式カメラの新製品開発を事実上凍結へ
【朝日新聞】「フィルムカメラ、新規開発難しい」 キヤノン社長
日本が世界に誇ってきたフィルムカメラが「風前のともしび」になりつつある。キヤノンの内田恒二社長は25日、朝日新聞などのインタビューで「新機種を作ることは難しい状態」と述べ、新規開発をやめる可能性を示唆した。キヤノンと並ぶ世界2大メーカーのニコンも新規開発をやめており、銀塩写真愛好家らはやきもきしそうだ。
フィルムカメラはキヤノンの創業事業で、現在国内で生産しているのは一眼レフ4機種、コンパクト型3機種。高い技術力を誇りながらも、デジタルカメラに押されており、05年のカメラ事業の売上高約8800億円のうちフィルムカメラと専用レンズは17%にとどまる。1月に開かれた05年12月期決算発表会見では、役員が「発売する機種数は減る」としながらも、新規開発を続ける方針を表明していたが、カメラ部門出身で23日に就任したばかりの内田社長が自ら軌道修正した。
(以下略)
ついにキヤノンもという感じもあるし、やはりキヤノンもという感じもある。
だけど、ニコンやコニカミノルタの時ほどショッキングな感じはしないのである。(多少は驚いたけど)
かつてこのメーカーは、一眼レフカメラの主製品をMF機からAF機に切り替える際、レンズのマウント形式もバッサリ捨て去った経緯がある。
なので、フィルムカメラ開発凍結方針も、ああやはりという感じが大きいのである。
■関連リンク
・【REUTERS】キヤノン、フィルム式カメラの新製品開発を事実上凍結へ
2006年04月22日
マミヤ、カメラ事業から撤退
近頃、カメラメーカーのリストラが激しいのだが、ついにマミヤ・オーピーがカメラを含む光学機器事業から撤退する。
私はマミヤ製品は使ったことはないのだが、有名ブランドが消えるのは、やはり驚きである。
【朝日新聞】老舗のマミヤ、カメラ事業を売却
マミヤも645フォーマットのCCDを搭載した中判デジタル一眼レフカメラ「Mamiya ZD」を2005年12月に発売した。私もカメラ関連の展示会で見た記憶があるのだが、思うように売れなかったらしい。
機材が非常に高価であったり、645のデジカメを投入しなければならない状況の客が少なかったためでだろうか。ひょっとして、645ユーザーは、当面銀塩カメラで足りているのか…。フィルムをデジタルデータ化するのであれば、フィルムスキャナーがあるし。
Mamiya ZDの値段は幾らだったか忘れたが、物が物だけに結構な金額であったと思ったが。
さらに私が今回のニュースで驚いたのは、オリムピックが2000年の時点で釣り具事業から撤退していたことである。
私は釣りはしないが、オリムピックの名前はよく知っている。もう無かったとは、今回初めて知ったのである。
■関連リンク
・【CNET Japan】国産中盤カメラの雄、マミヤがカメラ事業から撤退--「MAMIYA-ZD」の不振も影響
・【ASCII24】マミヤ・オーピー、中判デジタルカメラを含む光学機器事業部門をコスモに営業譲渡――カメラ事業から撤退
・【デジカメWatch】マミヤ、カメラ事業から撤退
私はマミヤ製品は使ったことはないのだが、有名ブランドが消えるのは、やはり驚きである。
【朝日新聞】老舗のマミヤ、カメラ事業を売却
中判カメラ国内首位のマミヤ・オーピー(本社・さいたま市、東証2部)は21日、カメラを中心とする光学機器事業から撤退し、9月に光学機器メーカーのコスモ・デジタル・イメージング(同・東京都千代田区)に対し、子会社マミヤも含めて計1億円で売却すると発表した。
マミヤ・オーピーは、釣り具会社のオリムピックが92年、1940(昭和15)年創業の老舗(しにせ)カメラメーカーのマミヤ光機を吸収して誕生。00年に釣り具から撤退し、電子機器事業を主力としていたが、光学機器事業はデジタルカメラ人気に押されて低迷していた。
今回のリストラに伴う損失で94億円の債務超過に陥るといい、主力銀行の三菱UFJ信託銀行に債権放棄を、新しいスポンサー候補には増資引き受けを要請している。
(以下略)
マミヤも645フォーマットのCCDを搭載した中判デジタル一眼レフカメラ「Mamiya ZD」を2005年12月に発売した。私もカメラ関連の展示会で見た記憶があるのだが、思うように売れなかったらしい。
機材が非常に高価であったり、645のデジカメを投入しなければならない状況の客が少なかったためでだろうか。ひょっとして、645ユーザーは、当面銀塩カメラで足りているのか…。フィルムをデジタルデータ化するのであれば、フィルムスキャナーがあるし。
Mamiya ZDの値段は幾らだったか忘れたが、物が物だけに結構な金額であったと思ったが。
さらに私が今回のニュースで驚いたのは、オリムピックが2000年の時点で釣り具事業から撤退していたことである。
私は釣りはしないが、オリムピックの名前はよく知っている。もう無かったとは、今回初めて知ったのである。
■関連リンク
・【CNET Japan】国産中盤カメラの雄、マミヤがカメラ事業から撤退--「MAMIYA-ZD」の不振も影響
・【ASCII24】マミヤ・オーピー、中判デジタルカメラを含む光学機器事業部門をコスモに営業譲渡――カメラ事業から撤退
・【デジカメWatch】マミヤ、カメラ事業から撤退
2006年04月02日
写真屋にて
写真屋へ行った時のこと。先にいた年配の男性客が店員にあーだこーだ言っていた。
私は後から来たので、詳しいことは良く分からないのだが、どうもデジタルカメラで写したデータを店に持ち込んだが、店の機器ではメディアが対応していないために読めないらしい。
そこには最近の店にあるような機器、つまり、客が持ち込んだメディアをそれに差し込み、客自身がディスプレイを見ながらプリントオーダーを出す端末がある。
一般的に流通しているメモリカードなら、大概対応しているはずなのに、一体何を持ち込んだのだろうか。
物の正体が激しく気になりつつも、私は先に店を出てしまったのであった。
私は後から来たので、詳しいことは良く分からないのだが、どうもデジタルカメラで写したデータを店に持ち込んだが、店の機器ではメディアが対応していないために読めないらしい。
そこには最近の店にあるような機器、つまり、客が持ち込んだメディアをそれに差し込み、客自身がディスプレイを見ながらプリントオーダーを出す端末がある。
一般的に流通しているメモリカードなら、大概対応しているはずなのに、一体何を持ち込んだのだろうか。
物の正体が激しく気になりつつも、私は先に店を出てしまったのであった。
2006年03月16日
カメラのドイが破産
量販店「カメラのドイ」が破産手続きを開始した。以前、民事再生法適用の申請をしたという報道を聞いており、やはり良くないんだなと思っていたら、やはりという感じである。
店がもうかっていた頃は、西新宿にも店舗があり、読売ジャイアンツの土井正三氏(当時は現役選手)がドイの広告に登場していた。
昔、アルバイト先の仕事でカメラのドイヘお使いに行った時のこと。品物と一緒に受け取った領収書には「株式会社カメラのドイ」と書いてあり、この店名そのものが社名だったのかと思った記憶がある。
【読売新聞】写真現像のドイ、事業継続を断念〜破産手続き開始決定
今はニューヨークに「ドイカメラ」という店があるので、話はややこしい。
http://www.doicamera.com/jp_location.htm によると、
■関連リンク
・【日本経済新聞】ドイが破産手続き開始・量販店「カメラのドイ」を展開
・【日刊スポーツ】「カメラのドイ」が破産
店がもうかっていた頃は、西新宿にも店舗があり、読売ジャイアンツの土井正三氏(当時は現役選手)がドイの広告に登場していた。
昔、アルバイト先の仕事でカメラのドイヘお使いに行った時のこと。品物と一緒に受け取った領収書には「株式会社カメラのドイ」と書いてあり、この店名そのものが社名だったのかと思った記憶がある。
【読売新聞】写真現像のドイ、事業継続を断念〜破産手続き開始決定
写真現像店をチェーン展開していたドイ(福岡市)が8日に東京地裁から破産手続き開始の決定を受けていたことが14日、分かった。
帝国データバンク福岡支店によると、ドイは1949年に福岡市で創業。DPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)のほか、カメラ・写真用品や家電販売なども手がけ、首都圏を中心に店舗を展開したが、ディスカウントストアなどとの競合で資金繰りが悪化した。
2000年に実質的な本店機能を東京に移し、DPE事業に経営資源を集中するなど合理化を進めたが、03年8月に、約55億9900万円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請。その後、再生計画の認可決定を受けて、05年12月に第1回の弁済を済ませたものの、業績が回復せず、事業継続の断念に追い込まれた。
今はニューヨークに「ドイカメラ」という店があるので、話はややこしい。
http://www.doicamera.com/jp_location.htm によると、
当初、日本の「カメラのドイ」がNYに作った店という経緯から
ドイカメラ、という名前が残っておりますが、
1987年以来、米国の全くの独立会社として営業しております。
2004年に日本の「カメラのドイ」は事実上倒産したしましが、
当社は、「カメラのドイ」とは、一切の関係はございません。
■関連リンク
・【日本経済新聞】ドイが破産手続き開始・量販店「カメラのドイ」を展開
・【日刊スポーツ】「カメラのドイ」が破産
2006年02月05日
ニコンから新たなお知らせ
先月、銀塩カメラのラインアップ縮小で一騒動があったニコンであるが、2月3日に新たなお知らせが発表された。
【Nikon】フィルムカメラ製品ご愛用の皆様へ
1月11日の発表の反響があまりにも大きかったから、今回の発表で沈静化を図ろうとしたのだろう。F6とFM10の生産継続は良しとしても、これらの後継機の開発はどうするのか。一部マスコミは「残る2機種も新規開発をやめる」と断定的に報じている。
現状、ニコンがF6の次を出すとも出さないとも表明していない所が微妙である。
■関連記事
・ニコン、銀塩カメラから事実上撤退 (2006年01月13日)
■関連リンク
・【Nikon】フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて
・【gooニュース】ニコン、フィルムカメラから撤退へ デジカメに押され (朝日新聞)
【Nikon】フィルムカメラ製品ご愛用の皆様へ
平素よりニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
先般、1月11日、弊社は「フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて」お知らせ致しました。この件につきましては主に日本国内で大きく報道され、多数のお客様から様々なご意見、お問い合わせをいただいております。
フィルムカメラから撤退するのかというお問い合わせも少なからずいただいておりますが、1月11日にご案内申し上げました通りF6とFM10、そしてそれを支えるニッコールレンズ群40本以上、アクセサリー群については今後とも生産を継続し、フィルムカメラへの強い需要、皆様からのご支援がある限り、基本的に本事業を継続していくことを改めてお知らせ申し上げます。引き続きフィルムカメラへのご愛顧、お引き立ての程宜しくお願い申し上げます。
(以下略)
1月11日の発表の反響があまりにも大きかったから、今回の発表で沈静化を図ろうとしたのだろう。F6とFM10の生産継続は良しとしても、これらの後継機の開発はどうするのか。一部マスコミは「残る2機種も新規開発をやめる」と断定的に報じている。
現状、ニコンがF6の次を出すとも出さないとも表明していない所が微妙である。
■関連記事
・ニコン、銀塩カメラから事実上撤退 (2006年01月13日)
■関連リンク
・【Nikon】フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて
・【gooニュース】ニコン、フィルムカメラから撤退へ デジカメに押され (朝日新聞)
2006年01月20日
コニカミノルタがカメラ事業から撤退
1月19日、今度はコニカミノルタが撤退を発表した。カメラ事業は今年3月末までに銀塩、デジタル共に終了、フィルムも来年9月末までに生産販売を終了する。
19日のNHK「ニュース7」を見て初めて知ったが、ニコンに次いでの発表に驚いてしまった。コニカミノルタは去年、写真関連事業の大幅縮小することを発表した。ニコンの場合はまだ一部のフィルムカメラを残しているが、コニカミノルタはバッサリ切り捨て。また今回は思い切ったことをする。
私は、ここのフィルムもたびたび使っていたので、供給が止まってしまうのがちょっと困る。残りはフジとコダックのみか。
デジタル一眼レフ事業はソニーに譲渡するから、既にαレンズ持っている人はソニーの来るべく新製品に使えるんだろうが、ユーザーからすれば、複雑な心境だろう。
私はコニカミノルタの一眼レフは持ってはいないが、コンパクトデジタルカメラは持っている。DiMAGE F100なんて結構気に入って使っているのだが、今後の開発がないのが惜しまれる。今年、新しいコンパクト機を買おうかと思っていたが、ここの会社の機種は選択から外れることになる。
さらに、将来フィルムスキャナの導入を考えていたのだが、これもやはりコニカミノルタが選択肢から外れてしまう。
結局、コニカとミノルタの会社合併って、一体何だったんだろうと思ってしまう。
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19日のNHK「ニュース7」を見て初めて知ったが、ニコンに次いでの発表に驚いてしまった。コニカミノルタは去年、写真関連事業の大幅縮小することを発表した。ニコンの場合はまだ一部のフィルムカメラを残しているが、コニカミノルタはバッサリ切り捨て。また今回は思い切ったことをする。
私は、ここのフィルムもたびたび使っていたので、供給が止まってしまうのがちょっと困る。残りはフジとコダックのみか。
デジタル一眼レフ事業はソニーに譲渡するから、既にαレンズ持っている人はソニーの来るべく新製品に使えるんだろうが、ユーザーからすれば、複雑な心境だろう。
私はコニカミノルタの一眼レフは持ってはいないが、コンパクトデジタルカメラは持っている。DiMAGE F100なんて結構気に入って使っているのだが、今後の開発がないのが惜しまれる。今年、新しいコンパクト機を買おうかと思っていたが、ここの会社の機種は選択から外れることになる。
さらに、将来フィルムスキャナの導入を考えていたのだが、これもやはりコニカミノルタが選択肢から外れてしまう。
結局、コニカとミノルタの会社合併って、一体何だったんだろうと思ってしまう。
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2006年01月14日
ニコンショックで特需
1月11日、ニコンがフィルムカメラ製品のラインアップ見直しを表明して以来、店には問い合わせが相次いでいるらしい。
【産経新聞】ニコンの銀塩カメラ撤退 販売店に問い合わせ続々
MF機のFM3Aは既にメーカー在庫が終了で、現在は店頭在庫のみ。なので、そこそこの性能の新品MF機は、今でないと入手が難しくなってくるだろう。
MFレンズも一部を除いて生産終了の方向なので、近々消えて行く物は、やはり今買わないと厳しくなってくるだろう。
私の場合、ニコンマウントレンズは、AFレンズで用が足りているので、すぐに店へ駆け込む必要はない。ただ、Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dがこっそり生産終了になっていたのには、ちょっと驚いた。元々定価が25万円弱と高額。28mmレンズにこれだけの金額はつぎ込めないので、手を出す気はなかったが。
さらにニコンは、コンパクト型フィルムカメラからも撤退を発表した。
【日本経済新聞】ニコン、コンパクト型のフィルムカメラから撤退
こちらは「事実上」ではなく、あからさまに撤退。
コンパクトのフィルムカメラを今から駆け込みで買おうとする人はいるのだろうか。今、これを買ってもアドバンテージはそれほどない。こちらの分野は、かなり前からデジタルカメラの方が優勢ですから。
とりあえずレンズ付フィルムは残ると思うが、コンパクトのフィルムカメラは、一眼レフよりもはるかに早い時期になくなるだろう。
■関連記事
・ニコン、銀塩カメラから事実上撤退 (2006年01月13日)
【産経新聞】ニコンの銀塩カメラ撤退 販売店に問い合わせ続々
ニコンがフィルムカメラ(銀塩カメラ)事業からの事実上の撤退を表明したことを受け、量販店などには13日、在庫の有無などを確かめるカメラ愛好家らからの問い合わせが相次いだ。
家電量販大手ビックカメラでは同日までに、ニコンの銀塩カメラを扱う全国18店舗で、顧客向けにニコンの決定方針を掲示。東京・池袋の「カメラ専門館」などには、ニコンの生産終了製品を集めた特設コーナーも設けた。
ビックカメラによると、各店舗には在庫を問い合わせる電話が相次ぎ、カメラ本体や交換レンズが通常以上の売れ行きとなっている。
家電量販大手ヨドバシカメラの担当者は「愛好家の間ではニコンが銀塩から撤退するとのうわさが前からあり、半年ほど前から品薄感が出ていた」と話し、今後は他社製品も含め、銀塩カメラ本体や交換レンズの駆け込み需要が出てくる可能性があると指摘した。
ニコン本社には問い合わせのほか、愛好家からとみられる「銀塩からの撤退は残念」といった声も寄せられている。
(共同)
(01/13 19:43)
MF機のFM3Aは既にメーカー在庫が終了で、現在は店頭在庫のみ。なので、そこそこの性能の新品MF機は、今でないと入手が難しくなってくるだろう。
MFレンズも一部を除いて生産終了の方向なので、近々消えて行く物は、やはり今買わないと厳しくなってくるだろう。
私の場合、ニコンマウントレンズは、AFレンズで用が足りているので、すぐに店へ駆け込む必要はない。ただ、Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dがこっそり生産終了になっていたのには、ちょっと驚いた。元々定価が25万円弱と高額。28mmレンズにこれだけの金額はつぎ込めないので、手を出す気はなかったが。
さらにニコンは、コンパクト型フィルムカメラからも撤退を発表した。
【日本経済新聞】ニコン、コンパクト型のフィルムカメラから撤退
ニコンは12日、コンパクト型のフィルムカメラ事業から撤退したことを明らかにした。1製品だけ販売してきたが、デジタルカメラの普及で需要拡大は見込めないと判断、在庫がなくなり次第販売をやめる。フィルム一眼レフカメラも6機種の生産を順次中止する計画で、経営資源をデジカメ事業に集中する。
ニコンは1983年からコンパクト型フィルムカメラの生産を始めたが、このほど中国の生産子会社、広東ニコン(広東省)での生産を取りやめた。大手メーカーでコンパクト製品から撤退するのは初めて。
こちらは「事実上」ではなく、あからさまに撤退。
コンパクトのフィルムカメラを今から駆け込みで買おうとする人はいるのだろうか。今、これを買ってもアドバンテージはそれほどない。こちらの分野は、かなり前からデジタルカメラの方が優勢ですから。
とりあえずレンズ付フィルムは残ると思うが、コンパクトのフィルムカメラは、一眼レフよりもはるかに早い時期になくなるだろう。
■関連記事
・ニコン、銀塩カメラから事実上撤退 (2006年01月13日)
2006年01月13日
ニコン、銀塩カメラから事実上撤退
ニコンがフィルムカメラのラインアップを見直し、事実上撤退する。生産規模縮小は残念と思う反面、仕方がないかなと思っている。
とりあえず、最高級機F6と入門機FM10は生産継続するが、その後継機は出るのだろうか。物を出さないと、その技術は途絶えてしまうので、是非、F7も出してもらいたいと思っている。
私は当時の最高級機であるF5ユーザーなので、F7が出るんだったら、買うつもり。
フィルムカメラの高級機は、大事に使えば20年は持つ。デジタルカメラは、物理的に壊れる以前に技術的陳腐化が先に来る。最高級機を50万円程度で買っても、使っていようと思っていられるのは5年程度か。
私はまだデジタル一眼レフカメラを持っていない。たかだか数年程度使うために数十万円出すのは勿体ないので、デジタル一眼レフカメラを買うとしたら、私は中級機狙い。
【ロイター】ニコン、フィルムカメラから事実上撤退・デジカメ事業に集中
■関連リンク
・【Nikon】フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて
・【ITmediaニュース】ニコン、銀塩カメラを大幅縮小
・【BCNランキング】ニコン、F6とFM10を残しフィルムカメラから事実上の撤退、デジカメに注力
とりあえず、最高級機F6と入門機FM10は生産継続するが、その後継機は出るのだろうか。物を出さないと、その技術は途絶えてしまうので、是非、F7も出してもらいたいと思っている。
私は当時の最高級機であるF5ユーザーなので、F7が出るんだったら、買うつもり。
フィルムカメラの高級機は、大事に使えば20年は持つ。デジタルカメラは、物理的に壊れる以前に技術的陳腐化が先に来る。最高級機を50万円程度で買っても、使っていようと思っていられるのは5年程度か。
私はまだデジタル一眼レフカメラを持っていない。たかだか数年程度使うために数十万円出すのは勿体ないので、デジタル一眼レフカメラを買うとしたら、私は中級機狙い。
【ロイター】ニコン、フィルムカメラから事実上撤退・デジカメ事業に集中
[東京 12日 ロイター] ニコン<7731.T>は11日、フィルムカメラ事業を縮小し、デジタルカメラ事業に経営資源を集中させると発表した。フィルムカメラは一眼レフカメラ2機種を除いて生産を終了し、在庫がなくなり次第、販売を終了する。市場が急速に拡大するデジタルカメラに新製品開発などを集中し、フィルムカメラから事実上撤退する。
同社が、生産を続けるフィルムカメラは一眼レフの最高級機「F6」と入門機「FM10」の2機種。大判カメラ用レンズと引き伸ばし用レンズについても生産を終了し、在庫がなくなり次第、販売を終了する。マニュアルフォーカス交換レンズや関連アクセサリーも一部を除いて生産を終了し、在庫がなくるとともに販売を終える。
同社は、2005年度デジカメ販売台数について、デジタル一眼レフカメラが160万台(前年度実績は105万台)、コンパクトデジカメが640万台(前年度実績は556万台)、合計800万台(前年度実績は661万台)を計画している。
■関連リンク
・【Nikon】フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて
・【ITmediaニュース】ニコン、銀塩カメラを大幅縮小
・【BCNランキング】ニコン、F6とFM10を残しフィルムカメラから事実上の撤退、デジカメに注力
2005年10月04日
デジカメを強引に直す
コニカミノルタのDiMAGE F100というデジタルカメラを持っています。
これを使おうとしたら、トラブルが発生。電源を入れ、カメラを被写体に向けてもピントが合わず、液晶ファインダがボケボケのまま。
これはマズイ。某掲示板で叩けば直る旨の書き込みを幾つか見た覚えがあったので早速実行しました。
具体的には一旦電源を切り、レンズが付いている方の本体底部を掌に叩きつけること数回。再度電源を入れたら、見事にトラブル解消。
修理に出したら、数千円とか一万数千円取られると思われるので、助かりました。
このカメラ、電池を交換すると、設定内容がすべてクリアしまうというトラブルも多発しているようです。電源がなくても設定内容を一時的に保持するコンデンサがダメになっているのかもしれません。
私のカメラもこのトラブルに見舞われており、時刻、シャッター音、画質設定等を電池交換するごとに再設定しています。
これを使おうとしたら、トラブルが発生。電源を入れ、カメラを被写体に向けてもピントが合わず、液晶ファインダがボケボケのまま。
これはマズイ。某掲示板で叩けば直る旨の書き込みを幾つか見た覚えがあったので早速実行しました。
具体的には一旦電源を切り、レンズが付いている方の本体底部を掌に叩きつけること数回。再度電源を入れたら、見事にトラブル解消。
修理に出したら、数千円とか一万数千円取られると思われるので、助かりました。
このカメラ、電池を交換すると、設定内容がすべてクリアしまうというトラブルも多発しているようです。電源がなくても設定内容を一時的に保持するコンデンサがダメになっているのかもしれません。
私のカメラもこのトラブルに見舞われており、時刻、シャッター音、画質設定等を電池交換するごとに再設定しています。